トルコ西海岸に広がるエフェソスは、地中海世界屈指の保存状態を誇る古代都市遺跡。ローマ時代には人口20万人以上を数えた大都市で、当時の街並みや建築が今も色濃く残ります。歩いているだけで古代へタイムスリップしたような気分を味わえます。
必見のセルシウス図書館と大劇場
エフェソスの象徴が、2世紀に建てられたセルシウス図書館。2階建てのファサードが美しく復元され、遺跡随一の撮影スポットとなっています。斜面を利用した大劇場は約2万5千人を収容したとされ、当時の都市の規模の大きさを物語ります。大理石が敷かれたクレテス通りを歩けば、神殿やモザイクなど見どころが次々と現れます。
アルテミス神殿と聖母マリアの家
かつて世界七不思議のひとつに数えられたアルテミス神殿は、現在は数本の柱を残すのみですが、古代の壮大さに思いを馳せられる場所です。近郊の丘には、聖母マリアが晩年を過ごしたと伝えられる「聖母マリアの家」があり、世界中から巡礼者が訪れる静かな聖地となっています。
イスタンブールからのアクセスと所要時間
エフェソスへはイズミル空港が最寄りで、イスタンブールからは国内線+現地移動が一般的です。日帰りも可能ですが、近隣のパムッカレと組み合わせた1泊2日の周遊なら、移動に追われずゆっくり見学できます。遺跡は広く日差しを遮る場所が少ないため、歩きやすい靴と日よけ対策をお忘れなく。



